ミック・ジャガーが、ハリー・スタイルズと比較されることについて自身の見解を述べている。
ミック・ジャガー（78）といえば、伝説的ロックバンド ローリング・ストーンズのボーカルで、その音楽での功績から2003年、英エリザベス女王より「ナイト」の爵位を授与されている。
ハリー・スタイルズ（28）はイギリスの人気オーディション番組から誕生した人気グループ ワン・ダイレクションのメンバーで、現在グループの活動こそ休止中であるものの、ソロとして俳優やソロシンガーとして大活躍している。
そんな2人はこれまで、メイクや中性的な衣装を身に着けてパフォーマンスすることから、何年にもわたって様々な場面で比較されてきた。
そんな中、ミックは「The Sunday Times」のインタビューに登場。ハリーと比較されることについてコメントした。
ミックは「ハリーのことは好きだよ。ぼくたちは仲がいいんだ」としたうえで、「ぼくも昔は、がっつりアイメイクしていた。彼以上にね。彼よりももっと、中性的だったんだよ」と語った。
そして、「彼はぼくのような声の持ち主ではないし、ステージでの動き方も違う。彼と若いころのぼくが似ているのは、表面的な部分だけなんだよ。それは、ハリーにもどうすることもできないことだ」と、比較されることに理解を示しつつも、まったく異なっていることを強調した。
なお、ハリーは過去数年にわたって、ミックのファンであること、彼から大きな影響を受けていることを公言している。今年4月にリリースされた楽曲「As It was」のミュージック・ビデオはファッションデザイナーのアルトゥーロ・オベゲロとコラボし、ミックからインスピレーションを得た衣装を身に着けていたほどだ。
そんなハリーはミックについて、過去に「地球上で一番クールな男」だと表現している。
