ジェニファー・ロペスに密着した最新ドキュメンタリーでは、アカデミー賞の舞台裏も明かされるようだ。
ネットフリックスでまもなく公開される、歌手で女優のジェニファー・ロペスに密着したドキュメンタリー番組「Halftime」。この番組では、映画 『ハスラーズ』でのストリッパー役で高評価を得ていながら、2020年アカデミー賞助演女優賞にノミネートされなかった瞬間の、ジェニファーの心情が記録されている。
5月18日(水)に公開された番組の予告編には、アカデミー賞を主催する映画芸術科学アカデミーから落選を通知された際のジェニファーの様子が収められている。
【動画】Halftime | Jennifer Lopez | Official Trailer | Netflix
彼女はこの通知を受け、ベッドで泣きじゃくっていたのだ。さらにナレーションにて、「とてもつらかった。当時は自尊心がとても低かったの」と語ったジェニファーは、「自分自身が何者なのかを知り、信じる必要があった。他の何者でもなく、自分自身をね」と付け加えていた。
ジェニファーは、長年にわたり、仕事において自信を失っていたという。2018年、彼女はThe Postのインタビューの中で「みんなこう言うのよ。『彼女は歌えない。踊れない。演技もできない。顔がかわいいだけ?それともお尻が大きいだけ?』ってね。他にもいろいろなことを言われる。そのたびに思うのよ。『本当にそのとおり』ってね。そう思ってしまう自分に、もう何年も傷ついてきた」と明かしたジェニファーは、「傷ついても痛くても、とにかくやり続けるしかない。私はただ、自信がない自分を認めてしまうのが許せないの」と続けている。
なおこのドキュメンタリーでは、ジェニファーが2020年、スーパーボウルのハーフタイムショーで披露したパフォーマンスや、昨年行われたジョー・バイデン米大統領の就任式に出席した際のできごとなども振り返っている。
ジェニファーのドキュメンタリー「Halftime」は6月14日よりネットフリックスで公開される。