失語症と診断され、数十年にわたるキャリアから退いた俳優ブルース・ウィリス(67)の近況が明らかになった。
今年3月、ブルースはインスタグラムを通じて失語症を理由に俳優業を引退することを発表。家族のインスタグラムには、「私たち家族にとって、とても困難な時期であり、あなたの継続的な愛、思いやりとサポートにとても感謝しています」と、ファンへの感謝の気持ちと共に、元妻デミ・ムーアとブルースの妻エマ・ヘミング、そして5人の子供たち(ルーマー、スカウト、タルーラ、マーベル、エブリン)の名が記されていた。
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メイヨークリニックによると、失語症は、言葉を話す、書く、理解する能力に影響を与える障がいで、一般的には、脳卒中や頭部外傷の後に発症するという。また失語症は、口頭と筆談の両方に影響を与えることがあるともされている。
ブルースの引退が発表されてから約2か月後の5月23日(月)、ブルースの妻エマはインスタグラムのストーリーを通じて、ブルースがバスケットボールを楽しむ動画を公開。動画には、知人からバウンドパスを受けたブルースがシュートをきめる、元気な姿が収められている。
【動画】バスケットボールを楽しむブルース・ウィリス
妻エマは今年5月、The Bumpとのインタビューで、夫ブルースや2人の娘(マーベル、エブリン)の世話を優先するあまり、自身のメンタルヘルスや健康全般に負担がかかっていたことを告白。その一方で、“時間”は家族にとって貴重なものだと考えていることを明かしている。
「私たち家族にとって、思い出を作ることは常に大切なことです。私たちに儀式や伝統があるのかすらわかりません。私たちは、一緒の時間を過ごすことが大好きで、その時間が貴重だということを知っていますし、それが当たり前の考えだとは思っていません」
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