スーパーモデルのケイト・モスが、現在開かれているジョニー・デップとアンバー・ハードの裁判で証言台にバーチャルで立った。
ジョニーは、2018年にワシントン・ポスト紙にアンバーが寄稿した記事により、公人としてのイメージが傷付けられたとして、5千万ドル相当の名誉毀損でアンバーを提訴している。裁判は連日ライブ配信されており、全世界がこの裁判に注目を集めている。
この裁判でアンバーは、2015年、ジョニーがアンバーの妹ホイットニーを階段から突き落そうとするのを恐れるあまり、ジョニーの顔面を殴ってしまったことがあったと語った。このときアンバーの頭の中には、瞬時に「ケイト・モスの階段事件」が思い浮かんだという。「ケイト・モスの階段事件」とは、1990年代、ジョニーがスーパーモデルのケイト・モスと交際していた頃、彼女を階段から突き落したのではないかとウワサされているものだ。
これに対し、ケイトが反論した。ジョニーが彼女を階段から突き落としたことはないと否定し、彼女が滑った後、彼が彼女を介抱したと述べた。「私は何が起こったかわからなくて、痛かったので叫びました。すると彼は私を助けるために走ってきて、私を部屋まで運んで治療してくれたのです」と証言。ケイトは、ジョニーと交際していた時、ジャマイカのリゾート地で足を滑らせたと振り返った。「私たちが部屋を出ようとして、ジョニーが私よりも先に部屋を出ていきました」「そして、雨が降っていました。部屋を出る時に私は階段から滑り落ちてしまって、背中を痛めました」と当時の状況を説明している。
ケイトは、イギリスに滞在しているためバーチャルでの証言となった。彼女の証言は3分ほどで終了した。
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