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マリリン・マンソンの元アシスタントが起こした虐待の訴訟を判事が却下!「事実が少なすぎる」「遅すぎる」

マリリン・マンソン NEWS
マリリン・マンソン(インスタグラムより)

ミュージシャンのマリリン・マンソンの元アシスタントであるアシュレイ・ウォルターズは、マリリンから虐待を受けたとして訴訟していたが、これを判事が却下した。

裁判資料によると、2010年から2011年にかけてマリリンのアシスタントを務めていたアシュレイは、2021年5月にセクハラ、虐待、性的暴行、精神的苦痛の故意の侵害、不当解雇の疑いでマリリンを訴えた。

しかし先日、ロサンゼルス高等裁判所のマイケル・L・スターン判事は、「原告はこの事件を法廷に残し続けるには事実が少なすぎるし、遅すぎる」と述べ、アシュレイが今後同じ疑惑でマリリンを訴えることができないことを意味する予断をもってこの訴訟を棄却した。

訴訟の中でアシュレイは、マリリンが2日間連続で仕事を強要したと訴えており、その間、マリリンが頻繁に暴力や怒りを爆発させることに恐怖を覚えたという。また、マリリンが彼女に強引にキスをすることで嫌がらせをしたと主張していた。彼女は、判事が既存の2年の時効との関係で彼女の主張の時系列に疑問を呈したため、3月11日に修正訴訟を起こしていた。

アシュレイの弁護士らはInsiderに対し、この訴訟の棄却に「深く失望した」と語り、判決を不服として控訴する意向を示した。「もしこの判決が許されるなら、虐待の被害者が法制度を通じて正義を得る能力を大幅に制限することになる」と、弁護士は声明で述べている。

マリリンといえば、アシュレイのほか数々の女性から性的暴行を告発されている。彼の元恋人である女優のエヴァン・レイチェル・ウッドは、2部構成のドキュメンタリー番組「Phoenix Rising」で、マリリンから受けた性的虐待について詳しく語っている。

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