世界的に大人気のK-POPグループBTS(防弾少年団)が、アメリカで強く根付いているアジアンヘイト(アジア人アメリカ人への差別的態度、行動)について話し合うため、ホワイトハウスを訪れることがわかった。
毎年5月は「AANHPI Heritage 月間」。このAANHPIという略語は、アジア系アメリカ人、ハワイ先住民、太平洋諸島先住民の頭文字を合わせたもので、「AANHPI Heritage 月間」ではこれらの人種ルーツを持つ人々の功績やバックグラウンドを祝う。
アメリカではコロナ禍を原因に、罪のないアジア系アメリカ人がイジメや暴力に遭うという問題があとをたえない。
米ホワイトハウスは今回「バイデン大統領は以前、アジア人に対する憎悪犯罪と戦っていくことを述べ、2021年5月にはアジア系人種への憎悪犯罪(ヘイトクライム)に対し、連邦政府に対応強化を求める法案『COVID-19 Hate Crimes Act』にサインしました」と声明で述べた。
さらに声明では「またジョー・バイデン大統領とBTSは多様性、社会的な一体化の重要性について話し合います。彼らのプラットフォームは、若者とのかけ橋になり、メッセージや希望、前向きな気持ちを世界中に広めて頂きたいです」と、BTSとバイデン大統領が直接話すと発表。アジアを代表する彼らと、アメリカの大統領は一体どのような話し合いをするのか、注目が集まる。
この会談は5月31日に行われる予定だ。
tvgrooveをフォロー!