ジョニー・デップがアンバー・ハードとの関係が終わりに近づいていたころに近しい人々へ送っていたとされるメールの内容が読み上げられ、注目を集めている。
今回公開されたのは、2016年8月、ジョニーがアンバーとの破局を迎えた後、かつてのエージェントであるクリスチャン・カリーノに送ったとされるものだ。
「彼女は手に入れるだろうね」から始まるこのメールの文章は、「でも彼女はマラスク（イーロン・マスク）のアソコに吸いついていたんだぜ。その上、弁護士まで紹介してもらっていた。オレにはもう、慈悲も恐れも、なんの感情もない。金に汚くて、レベルも低くて、ありふれていて、ドロドロしていて、しなびた市場みたいな女に対して抱いていた、愛だと思っていた感情でさえもね。彼女がこのことで徹底的に戦うというなら、よろこんで受けて立つさ。彼女は壁を強く叩きつけることになるだろうね」と、アンバーへの恨みつらみがつづられていた。
さらにメールには、「どうかこの仕打ちが、めぐりめぐって彼女にダメージを与えることを願うよ」と続いている。
このメールを送った理由についてジョニーは、「とてもショックで仕方がなかったのです。もうこのことしか考えられなくなりました。自分がやってもいない恐ろしい行為で非難され、しかもそれがハードさんや彼女のチームによって世間に流されていると知れば、人間として、怒りに満ちてしまうことがあるのです」と語ると、「誰かを傷つけたいというほどではありませんが、それくらい腹が立つことはあります。なんでこの人は、私に対してこんなことをするのだろうと。いろいろなことが私の頭をよぎりました。家族もいて、子供たちもいる。ありがたいことに、私の母は告発文を読んでいません。そんなことをすれば、命を落としてしまうでしょう。父も、家族も。私は突然クズあつかいされました。なぜ？こんなことは起こるはずがなかった。一つの小さなウソが…。ですから、私は怒りで震えていたのです」と、このメールに怒りが込められていたことを明かした。
この裁判では他にも、ジョニーが実の姉に送ったとされるメールや、アシスタントに送ったとされるメールが公開されている。
