ジョニー・デップが映画『アクアマン』へのアンバー・ハードのキャスティングに関与していたことがわかった。
現在バージニア州で開かれている、俳優ジョニー・デップが元妻で女優のアンバー・ハードを相手取って起こした名誉毀損裁判。
先日、アンバーが証言台に立った際、彼女は自身の『アクアマン』出演にジョニーは関与していないと語っていた。
ところが、ジョニーの見解はちがったようだ。
5月25日(水)、再び証言台に立ったジョニーは、アンバーの「関与していない」という証言は本当なのかと問われると、「少しちがう」と答えたのだった。
ジョニーによると、アンバーが『アクアマン』のオーディションを受けたあと、彼女から「(製作会社の)ワーナー・ブラザースに口利きしてくれないか」と頼まれたという。
証言の中でジョニーは、「私は電話をかけ、ワーナー・ブラザースの幹部3人と話をしました。そして彼らにこう伝えたのです」と語ったが、その後「意義あり」の申し出により言葉を続けることができなかった。そして、「私が言えることは、最終的に彼女があの映画の仕事を手に入れたということです。彼らの心配をある程度おさえられたのではないでしょうか」と付け加えた。
また反対尋問では、アンバー側の弁護士から、自身が送ったとされるメールについてたずねられたジョニー。彼はかつて、アンバーが『アクアマン』から外されることを願うような内容のメールを送っていたという。
2016年、ジョニーは自身の姉に対し「あのワーナー・ブラザースの作品、彼女を別の人と入れ替えてほしいよ!」という内容のメールを送っていた。これについてジョニーは、「彼女」がアンバーを指すことを認めたうえで、ワーナー・ブラザーズのどの作品のことを言っていたのかについては明言を避けた。
さらに、アンバー側弁護士からたずねられた、「(この件について)ワーナー・ブラザースの幹部に電話をしましたか?」という質問については、「いいえ」と断言している。