アンバー・ハードがジョニー・デップに打ち勝つべく、とうとう最後の証言台に立つことになる。
現在バージニア州の裁判所で開かれている、俳優ジョニー・デップによる元妻で女優のアンバー・ハードを相手取った名誉毀損裁判。
きっかけは2018年、アンバーがワシントン・ポスト紙にDV被害を訴える記事を寄せたことだった。これには具体的な加害者の名前などは記されていなかったものの、ジョニー・デップは「まるで自分が加害者であるかのように書かれている」と指摘。2019年、5000万ドル(約65億円)の損害賠償を求めて提訴した。一方、アンバーはこれに1億ドル(約130億円)を求めて反訴している。
ジョニーの映画撮影スケジュールなどにより開廷が延期され、今年4月中旬についに始まったこの裁判。5月26日(木)には、アンバーが最後の証人として証言台に立つことになった。
この日、ジョニー側弁護人はまず、整形外科医のリチャード・ギルバート医師を証言台に呼び、審理をスタートさせた。彼が証言したのは、ジョニーの指のケガについてだった。
ジョニーの主張によると、彼は2015年、口論の際にアンバーが投げたウォッカのビンが割れ、指を切断するほどのケガを負ったという。
リチャード・ギルバート医師はジョニーの指のケガについて、「『鋭い裂傷』により切断されたものだ」と証言している。
アンバーはこの後、最後の証人として登場。ジョニーはその前日、25日(水)に最終弁論を終えており、その中で今回の裁判について、「バカバカしく、屈辱的で、痛々しく、野蛮で、想像を絶するほど残酷で、ひどい」時間だったと表現した上で、アンバーの主張についてはすべて「ウソ」だと断言した。
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