カミラ・カべロが、最新アルバムへの思いを明かしている。
5月26日(木)、歌手のケリー・クラークソンが司会をつとめるトーク番組「The Kelly Clarkson Show」に出演した歌手のカミラ・カベロは、今年4月に発売されたアルバム「ファミリア」の製作過程における、メンタルヘルスのとの向き合い方について語った。
【動画】Camila Cabello’s New Album Helped Her Manage ‘Crippling Anxiety’
番組の中で「アルバムを作り始めたとき、私の精神状態は最悪だったの」と明かしたカミラは、「無力になってしまうような不安感におそわれていて、とてもつらかった。すごく孤立していたことから、そのような精神状態にあったのよ」と振り返った。
それでもカミラは、自分らしくふるまいながら他の人と交流できるようになる前に、なんとかこの状況を改善、または回復させたいと考えたという。
そんな中、制作を始めたこのアルバムによって、彼女は自分のメンタルが非常に繊細であることを受け入れることができ、コラボレートするアーティストたちに対しても家族と同じように頼ることができるようになったそうだ。
「このアルバムは、私の実際の家族や、ルーツに関するものよ。でも同時に、アルバムの制作中に作り上げた家族のことでもあるの」と語ったカミラは、友人やコミュニティに対して心を開くよう心がけたとしたうえで、「スタジオにいるときでさえ、ステージでパフォーマンスしているように感じられたの。まるで自分がすごく腕のいい作曲家で、歌が上手だって証明したみたい」とアルバムの仕上がりを評価した。
また、最新アルバムを制作していく中で、スタジオの外での生活においても、カミラに大きな変化があらわれたという。「スタジオ内でいろんな人と関わりあうことで、プライベートの生活にも影響するようになったの」と打ち明けたカミラは、「突然、『本当に不安になることもあるけど、それでも友人たちと過ごすことができる。彼らに自分が抱えているものを打ち明けられる』って思えるようになったのよ」と、アルバム制作が大きな心境の変化につながったと明かした。