ニューヨークに住む独身女性が、マッチングアプリに潜む「危険人物」の見分け方を紹介し、話題となっている。
ニューヨーク市ブルックリン在住の女性サマンサ・デバーデレーベンさんがTikTokに投稿したのは、マッチングアプリ「Hinge」で性差別主義的な人物かどうかを事前に見抜く方法を紹介した動画。
@sdebardelaben men will really out themselves before the conversation has even begun 🚩#greenscreen #hinge #hingedating #onlinedating #redflag ♬ original sound – Samantha DeBardelaben
サマンサ・デバーデレーベンさんが紹介したのは、Hingeのプロフィール欄に「2つの真実と1つのウソ」を記載するというものだ。
「2つの真実と1つのウソ」とは、自分に関する3つのこと(うち1つはウソ)を並べ、周りの人からどれがウソなのか見抜いてもらうという、自己紹介の場などでよく使われるゲームの1つ。
動画の中で「マッチングアプリを使うすべての女性が、何らかの危険人物探知機を持つべきだと思う」と切り出したサマンサは、「私はHingeのプロフィールに、『2つの真実と1つのウソ』を書いているの」と続けた。
彼女の場合、3つの事項は「1.私には足の指がもう1本ある 2.私の母はロケット科学者 3.私には同じ名前の兄弟がいる」というものだという。
この内容について、「『とんでもない!』って思う?でもいいの。考えさせられるでしょ?みんな答えに困ってしまうはずよ」と語ったサマンサは、「でも教えておいてあげる。『足の指が余分にある』や『同じ名前の兄弟がいる』という項目をウソだと指摘する男性の数と、『母親が科学者』という項目をウソだと指摘する男性の数はほとんど同じなのよ」と訴えた。
サマンサによると、「母親が科学者であること」について「とんでもない」と考える男性に怒りを覚えるという。それは、母親という女性に対する性差別的な思い込みであると聞かされて育ったからだという。
そして「危険信号よ。まちがいなく危険人物。彼らにはそれを伝えるわ。それが、彼らが受け取る私からの答えなのだから」と付け加えたサマンサは、キャプションに、「男性は、会話が始まる前に自らその機会をうばってしまう」と添えている。
サマンサのこの動画はすでに250万回以上再生され、多くの称賛の声が寄せられている。