ジョニー・デップが元妻であるアンバー・ハードを相手取った名誉棄損裁判で、ジョニーが勝訴した。これをうけ、ジョニーとアンバー両者がコメントを出した。
ジョニー・デップは評決が出た直後にインスタグラムを更新し、声明を発表。以下抜粋訳。
「6年前、私の人生、私の子どもたちの人生、親しい人の人生、そして何年も私を応援し、信じてくれていた多くの人の人生が変わってしまった。すべて、一瞬で」
「メディアを通して真実ではない、深刻で犯罪的な申し立てが私に集まり、終わりのない憎悪に満ちた日々につながった。私は何の罪にも問われなかったにもかかわらずこの話は秒速で世界中にまわり、私の人生やキャリアに重大な影響を与えました」
「でも6年たって、陪審員が私の人生を取り戻してくれました。大変感謝しています」
「この裁判の目的は最初から、結果はどうであれ真実を明らかにすることでした。私の子どもたちや私をサポートしてくれる人たちのために、真実を話しました。それがようやく達成でき、心が穏やかです」
「今も、これまでもずっと、世界中から送られる愛とサポート、優しさに圧倒されています。私の真実への探求が、同じような状況に立っている男性、女性、そして彼らを支えている人々への手助けとなることを願います」
「真実は決してほろびない」
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一方でアンバー・ハードは落胆のコメントをインスタグラムに投稿。以下全文訳。
「今日感じている失望は言葉では表せません。山のようにあった証拠は、元夫の権力、影響力に立ち向かうには十分でなかったことに心が壊れそうです」
「この評決が他の女性たちにどのような影響を与えるかについてさらに失望しています。これは挫折です。女性が声をあげると、ただ恥をかくことになるという時代への逆戻りになってしまう。女性への暴力をもっと深刻に考えるべきだという概念を後退させてしまう」
「ジョニーの弁護団は、陪審員に“言論の自由”という重要な問題を見落とさせ、私たちがイギリスで勝訴したほど決定的な証拠を無視させることに成功しました」
「この裁判で負けて悲しいです。しかし、アメリカ人として自由に発言できる権利がなくなったように思え、そちらの方が悲しいです」
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