ジョニー・デップが元妻であるアンバー・ハードを相手取った名誉棄損裁判で、ジョニーが勝訴。評決が下った瞬間、ジョニー側の弁護士がハグをし喜びをわかち合ったようだ。
米時間6月1日、ジョニー・デップがアンバー・ハードに対し名誉棄損で訴えた裁判の判決が下り、ジョニーの勝訴が確定。13時間以上にもおよんだ審議のあと、勝利を知ったジョニー側の弁護団は立ち上がり、ハグをして喜んだ。
Johnny Depp's lawyers hug in court after the actor wins his multimillion-dollar US lawsuit against former wife Amber Heard https://t.co/Y5V8ky3YQt pic.twitter.com/RzVYXpnG20
— ITV News (@itvnews) June 1, 2022
評決が下り裁判が終了した後、ジョニーの弁護士の一人であるカミーユ・ベスケス氏は裁判所の前でコメント。「本日の評決は、私たちの“ジョニー・デップに対するアンバー・ハードの中傷は、証拠のないものである”という主張が認められました。陪審員の慎重な審議、裁判長や裁判所の職員たちが多大なる時間と労力をこの件に注いでくれたことにこのうえなく感謝しています」とスピーチをした。
Here's what Johnny Depp's attorneys, Camille Vasquez and Benjamin Chew, said after a jury awarded Depp $10.35 million in his libel suit against Amber Heard #DeppVsHeard https://t.co/uK6h5LtEvr pic.twitter.com/gg5LdHoxx9
— Bloomberg Quicktake (@Quicktake) June 1, 2022
この裁判のきっかけは2018年12月、アンバー・ハードがワシントン・ポストにDV被害を訴える記事を寄せたことだった。翌年、ジョニーは「まるで自分が加害者であるような書き方になっている」とし、公人としてのイメージに傷がついたと主張。名誉を毀損されたとして5000万ドル(約64億1600万円)の損害賠償を求める裁判を起こした。
7人からなる陪審員は今回、13時間以上にもおよぶ審議をしたのち、アンバーが2018年に寄稿した記事は“悪意を持ってジョニーの名誉を毀損する目的があった”とし、ジョニー側の主張を認めた。一方、敗訴したアンバーには損害賠償1000万ドル(約13億円)の支払いが命じられた。