今年のアカデミー賞授賞式にて、自分の妻ジェイダ・ピンケット・スミスに関するジョークを言ったクリス・ロックに対し、ステージに上がり平手打ちをお見舞いするといった騒動を起こした、俳優のウィル・スミス。今回ジェイダ・ピンケット・スミスが、この騒動以来初めて直接的なコメントをした。
ウィル・スミスは2022年3月に開催されたアカデミー賞授賞式に参加。俳優のクリス・ロックがプレゼンターをつとめた際、彼はウィルの妻であるジェイダの坊主頭についてジョークを言い笑いをとった。しかし、脱毛症が理由でジェイダが坊主頭にしていることを知っているウィルは、このジョークに激怒。わざわざステージ上まで歩いていき、平手打ちをしたのだ。このことは世界中で議論されることとなった。
ジェイダが司会を務めるフェイスブックの番組「Red Table Talk」の最新エピソードが6月1日にリリースされた。この回は脱毛症に焦点を当てたスペシャルだ。
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ジェイダは番組冒頭から「今回は脱毛症にフォーカスした重要な回です。私が体験してきた健康のことや、オスカーで起こったことを含めると」と、アカデミー賞にさっそく触れた。
「脱毛症で悩む何千もの方々が私に連絡をくれました。今回は、脱毛症を患うとはどういうことかを話し合う機会を、仲間にあげたいです」と語ったジェイダ。
さらにジェイダは「オスカーの夜について、私の心の底からの願いはこの頭が良くて器の大きい2人の傷が癒え、とことん話し合い、仲直りをすることです」と、ウィルとクリスには仲直りをしてほしいと思っていると話した。
「今日の世界には、(ウィルとクリス)ふたりとも必要です。私たちは今、今まで以上にお互いを必要としています。それまで、私とウィルは過去28年間してきたことと同じこと、すなわち人生をともに歩むということをし続けます。聞いてくれてありがとう」と話したジェイダ。彼女の願う、ウィルとクリスの仲直りは実現するのだろうか。