人気ドラマ「glee/グリー」への出演などで知られる俳優のマシュー・モリソンが、審査員として出演していたダンスバトル番組を解雇され、今回本人がこのことにコメントを出した。
マシュー・モリソンはアメリカの人気ダンス番組「アメリカン・ダンスアイドル(原題:So You Think You Can Dance)」の新シーズンに審査員として出演していた。しかし5月27日、「制作上での手順」に適切に従わなかったとして、マシューは同番組を解雇されたことが報道された。
ピープル誌によると、マシューが解雇されたのは彼が「番組参加者にナンパ的なメールを送った」からであり、またこれにより他の参加者を不安にしてしまったことが理由だという。
これをうけ、マシューは6月2日インスタグラムに動画を投稿。解雇された事実を認め、その理由となるメールも読み上げ、ナンパ目的では全くなかったことなどを説明した。
マシューは「自分や家族を守るためにここに座っていることが残念だ。匿名の人から出された声明のおかげでね。でも僕は何も隠すことなんてありません」と話し始める。
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真実を語りたいというマシューは、スマホを持ち出し「番組の参加者に送ったメッセージをここで読み上げるよ。『ハロー、マシューだよ。話がしたいからもしよかったら番号を教えてくれないかな』これだけだ。これを送ったのは、この人と僕には共通の振付師の友人がいて、その振付師と僕は20年以上友達だ。この番組に振付師として仕事をつなげたくて、このメールを番組参加者に送った」と、メールの内容と経緯を説明した。淡々としているが、静かな怒りが感じられる口調だ。
さらにマシューは「タイトルで人を釣るようなゴシップがこの世を支配しているなんて悲しい。もう僕にはどうしようもないことになっている。ゴシップが社会を壊している。番組参加者と他の審査員の幸せを祈っているよ」と、ゴシップのせいでこのようなことになってしまったと語った。
ピープル誌は、マシューとこの番組参加者はセット以外で会ったことはないと報道している。