アンバー・ハードは、ハリウッド「追放」の危機にあるかもしれない。
あるハリウッドのプロデューサーはPage Sixの取材に対し、「そもそもアンバーは、これまでハリウッドで仕事したことあったのかな?」と口にすると、「『アクアマン』以外のヒット作で彼女を見たことがあるか?彼女を有名にしたのはジョニーじゃないか」とぶっちゃけたのだ。
アンバー・ハードといえば、2011年にジョニー・デップと共演した映画『ラム・ダイアリー』にて、2人の交際がスクープされたことからその名が知られはじめた女優だ。
それまでほとんど無名だったアンバー。そんな彼女がのぞんだとおり、いまや世界中から注目される女優となった。
6月1日(水)、バージニア州はアンバーが2018年にワシントン・ポスト紙に寄せた論説が元夫ジョニー・デップへの名誉毀損にあたると認定。1035万ドル(約13億5000万円)の賠償金を支払うよう命じた。
4月中旬から始まったこの裁判は、まるで「劇場」だった。アンバーはジョニーから受けた仕打ちを映画のワンシーンのように感情込めて訴える一方で、ジョニーはアンバーの証言がいかに矛盾しているかを細かく追及した。その結果、アンバーは「ジョニーをおとしめようとした女」として、その信頼は地に落ちてしまった。
業界でも、そんな彼女を起用しようとする動きは今のところ見られない。
ある製作会社関係者は、「ジョニーはまた復活するだろうね」と断言しつつ、「アンバーもまぁ、復帰はできるだろう。ただ、メジャー作品は難しい。彼女を起用することに責任が持てるスタジオが現れるかどうかわからないからね」と、アンバーの女優業復帰が「いばらの道」であることを付け加えている。
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