バズ・ラーマン監督が、近日公開予定の映画『エルヴィス』で、ハリー・スタイルズがエルヴィス・プレスリー役に選ばれなかった理由について明かしている。
今回バズ・ラーマン監督は、オーストラリアのラジオ番組「Fitzy and Wippa」に出演。オースティン・バトラーを起用した理由、またハリー・スタイルズやマイルズ・テラーなど他の主役候補であった人物たちについて明かした。
ラジオの中で「私はオーディションをしないんだ。本当に豊かなワークショップをしているんだよ。つい最近ハリーが自分でもその話をしたから、私の方からも話をしますね」と語り始めた。
ハリーについて監督は「ハリーは本当に才能のある俳優だ。しかしハリーの本当の問題は、彼がハリー・スタイルズだということなんだ。彼はすでにアイコンなんだ」「彼はとてもすばらしい精神を持っているし、ハリーについてはすばらしいとしか言いようがないよ」と語り、すでに世界のアイコン的存在のハリーがエルヴィスを演じるのは厳しいと考えたようだ。
そしてバズ監督は、最終的にエルヴィス役をゲットしたオースティン・バトラーには、エルヴィスとは別の種類のつながりがあったことを明かした。
「オースティンについては、私が彼を選んだのではなく、まるで役が彼らを引き寄せたかのように、彼がこの役を演じるために生まれてきたかのように、彼が自ら話してくれるんだ」とコメント。
また「今だから話せることだけど、彼はエルヴィスと同じ年頃に母親を亡くしているんだ。彼は2年間、エルヴィスとして生き続け、呼吸を止めなかった。彼は今、脱洗脳のようなことをしてるんだ。自分が誰なのかを知るのに、長い時間がかかったんだ」という裏話も明かした。
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