俳優のマシュー・マコノヒーが、5月24日に米テキサス州ユバルディのロブ小学校で起こった銃乱射事件についてホワイトハウスでスピーチをおこなった。
【動画】マシューのスピーチ
マシュー・マコノヒーは妻のカミラ、そして自身の子どもたちと共に、ロブ小学校で犠牲となった児童や教員の家族を訪問。亡くなった人たちのために、彼らの夢を語り継いでいきたいと話した。またユバルディ出身の彼は、自身が通っていた幼稚園はロブ小学校からほんの数キロ離れた場所にあったことも明かした。
その後マシューはホワイトハウスにてスピーチ。「ユバルディの街中が衝撃をうけ、痛みや怒り、悲しみ、人を失った喪失感を抱えている」と話した。また「(犯人が使用した)AR-15ライフルは遺体に大きな傷を与えたため、その人が誰であるかを特定するのにはDNA鑑定をするしかないほどだった。子どもたちは殺されただけではなく、残った子の心には大きな穴があいている。だからそう、ユバルディには多くのカウンセラーが必要になる、長い間」と、事件の残虐性を語った。
ときおり声を詰まらせて話すマシュー。AR-15ライフルを購入できる年齢を21歳以上にし、購入者の人物背景を調査する期間を設けるように訴えた。「これは理にかなった、実用的な規制です。銃規制を取り入れることは後退することではない。それは文明的社会への前進なのです」と熱弁した。
このロブ小学校での銃乱射事件。少なくとも児童19名と教員2名が殺害され、犯人であるサルバドール・ラモス(18)は現場に駆けつけた警察により射殺された。
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