ジョニー・デップが、ついにTikTokデビューを果たした。
6月1日(水)、俳優ジョニー・デップが元妻で女優のアンバー・ハードを相手取って起こしていた名誉毀損裁判についに決着がついた。バージニア州の裁判所は、アンバー・ハードが2018年にワシントン・ポスト紙に寄せた論説がジョニーへの名誉毀損にあたることを認め、アンバーに賠償金1035万ドル(約13億7000万円)の支払いを命じたのだ。
見事勝利を勝ち取ったジョニーはさっそく行動を起こした。6月6日(月)、動画共有SNS「TikTok」のアカウントを取得。6月7日(火)に記念すべき1つ目の動画を投稿した。
動画では、車の中にいるジョニーと、アンバー・ハードとの裁判でジョニーをサポートし駆けつけたファンたちの様子、そして後半ではステージでギターを披露するジョニーの姿がおさめられている。
@johnnydeppTo all of my most treasured, loyal and unwavering supporters. We’ve been everywhere together, we have seen everything together. We have walked the same road together. We did the right thing together, all because you cared. And now, we will all move forward together. You are, as always, my employers and once again I am whittled down to no way to say thank you, other than just by saying thank you. So, thank you. My love & respect, JD
この動画でジョニーは「僕のもっとも大切な、忠実で、揺るぎないサポーターのみなさんへ。僕たちはどこに行くにも一緒で、すべてを一緒に見てきた。同じ道を一緒に歩いてきた。僕たちは一緒に正しいことをした。すべては君たちが気にかけてくれたからだ。そして今、私たちはみな、一緒に前に進もうとしています。皆さんはいつものように私の雇い主であり、今回もまた、ただありがとうと言う以外に、感謝の言葉を述べる術がないほどです。だから、ありがとうございます。私の愛と尊敬を込めて、JD」とキャプションを添えている。
すでにこのアカウント「@JohnnyDepp」には認証バッジがつけられ、開設から2日ですでに670万人フォロワーを突破。プロフィール欄には「Occasional Thespian(ときどき俳優)」と記されている。
なお、ジョニーは自身のインスタグラムとFacebookに、アンバーとの法廷バトルに勝利した際の心境を投稿。この中で「6年のときを経て、判事は私の人生を取り戻してくれました。本当に身の引き締まる思いです」とよろこびをつづったジョニーは、「当初から、この裁判の目的は、結果にかかわらず真実を明らかにすることでした。真実を語ることは、子どもたちや私をサポートしてくださる皆様に対して私が負う義務だからです。そしてついにこの目標が達成できたことで、心に平穏を感じています」とつづっている。
一方で、アンバー側弁護人は、依頼人が今回の判決を不服としていることから、「まちがいなく」上訴するだろうとしている。
6月2日(木)、情報番組「Today」に出演したアンバーの弁護人エレイン・ブレデホフトは、「彼女にはまぎれもない根拠があります」と主張。「まだ提出されていない証拠品がたくさんあるのです」と付け加えている。