カイリー・ミノーグが、カイリー・ジェンナーとの法廷バトルを振り返っている。
このたびトーク番組「Watch What Happens Live with Andy Cohen」に出演したシンガーソングライターのカイリー・ミノーグは、自身の「ファーストネーム(下の名前)」をめぐって、リアリティスターのカイリー・ジェンナーと繰り広げられた裁判について語った。
2017年、カイリー・ジェンナーは自身のファーストネームである「カイリー」を使用したコスメやアパレルブランド設立のため、商標登録を申請。しかしこれをカイリー・ミノーグが、法廷バトルを通して阻止したのだ。
カイリー・ミノーグはこれまでこの裁判について口にしてこなかったが、番組にて視聴者から、「カイリー・ジェンナーが『カイリー』という名前をブランドに使用しようとしていると知ってどう思ったか?また訴訟に勝ったときはうれしかったか?」とたずねられた。
カイリー・ミノーグは、まさか自分の名前をめぐって争うことになるとは思わなかったとしながらも、最初の感想は「ただのビジネスだったのよね。あきらかに」というものだったとしたうえで、「私がカイリーと名付けられたとき、同じ名前を持つ人物は私より年上の1人しかいなかった。すごくめずらしい名前だったのよ」と語った。
カイリー・ジェンナーは当時、リアリティ番組「カーダシアン家のお騒がせセレブライフ」に出演していた。彼女の知名度が上がっていく中で、ミノーグはこれまで自身の功績によって評価されてきた「カイリー」という名前のため、自ら立ち上がらなければいけないと感じたという。
「私は人生をかけて、『カイリー』というブランドをつくりあげ、守ってきたの」と明かしたカイリー・ミノーグは、「ただ、やらなければいけないことだったのよ」と続けた。
その後カイリー・ミノーグは、勝訴に関する詳細を語ることは避けたものの、「合意には達したわ」とだけ口にし、笑顔を見せた。