ザラ・ラーソンが、自身のレコードレーベルを立ち上げることを発表した。
レーベル名は「Sommer House」。今後ソニー・ミュージックと共同で新譜もリリースする予定だという。またこれまで所属していたスウェーデンのインディーズレーベル「TEN Music Group」とも契約したことから、過去の音源もすべて自身で管理できるようだ。
ソニーは子会社の「Epic US」を通し、これまでにもザラ・ラーソンの楽曲を取り扱ってきた。TEN Music Groupと協力し、近年リリースしたアルバムの世界リリースを行っていたのだ。ザラが立ち上げた新レーベルは、Epic USが引き続きアメリカ国内での活動を支援、さらにソニー・ミュージック・スウェーデンとも販売契約を結んでいる。
新レーベルを立ち上げるにあたり、ザラはTEN Music Groupと同社CEOオラ・ハッカンソン氏に感謝の言葉を述べている。
「私のキャリアをスタートさせ、アーティストとしてブレイクするチャンスを与えてくれたTENの皆様とオラには、心から感謝したいです」と切り出したザラは、「音楽業界で活動する女性にとって大きな意味のある、自身の音楽カタログを持つということを実現させてくれました。今回私が自分のレーベルを立ち上げたのは、自然な流れなのです。私は自分の将来と、ソニーとの継続的なコラボレーションを非常に楽しみにしています」と続けた。
ザラが新レーベル「Sommer House」から最初にリリースするのは、音楽配信サービス「Spotify」の人気プログラム「Spotify Singles」用に収録した「Lay All Your Love On Me」という楽曲。スウェーデンの人気グループ「ABBA」のカバー曲となる。
また今年秋には、オリジナルの新曲をリリースする予定だという。
