人気歌手のテイラー・スウィフトが、将来的に長編映画の制作に興味があると語った。
テイラー・スウィフトは6月11日、トライベッカ映画祭に登場。そこでは、テイラーが監督を務めた、自身の楽曲「All Too Well」をテーマにした短編映画『All Too Well: The Short Film』が上映された。
【動画】『All Too Well: The Short Film』
またテイラーはこの日、映画『カモン カモン』などで知られる映画監督のマイク・ミルズとステージ上で対談。そこで「監督や脚本ができたらすばらしいなと思っています。長編映画のね」と、今後長編映画の監督業にも興味があると発言した。
「『All Too Well: The Short Film』は比較的少人数で、私が信頼する人たちだけで作りました。だから長編映画を撮るにしても、スケール的には大きくならないと思います」と話したテイラー。さらに彼女は『All Too Well: The Short Film』を監督した際、「自分は映画の学校に行ったわけじゃないのに」といった不安にも駆られていたと明かした。
しかし、マイク・ミルズ監督も学校に通っていなかったと話すと、テイラーは「それで気が楽になりました。直感を信じるというのは、すばらしい訓練だと思いませんか?決断しなければならないことがたくさんあるでしょ。『わからない』という選択肢は、ほとんどの場合ないし」と、監督という役割について語った。
その後、『All Too Well: The Short Film』に出演した俳優のディラン・オブライエンと女優のセイディー・シンクも舞台に登場。セイディーは「撮影はとても自由で、だからリアルな瞬間がカメラにおさめられたのだと思います」と、撮影時の様子を語った。
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— dyke, interrupted (@HlGHlNFlDELITY) June 11, 2022
ディランは「テイラーは瞬時に物事を決断する能力がある。自分が何を撮りたいかをわかっているので、俳優たちもそれを実現するために動けるんだと思います」「彼女の『Go』はとても自信があって勇敢。そういった環境をセットに作るという能力は特別なものです」とテイラーのリーダーシップを称賛した。
すでに音楽のフィールドでは多大な成功をおさめているテイラー。今後映像の世界へ進出する可能性もあるかもしれない。