6月1日、勝訴という形で元妻アンバー・ハードとの裁判を終えたばかりのジョニー・デップ。しかし裁判所へまた行かなくてはならないようだ。
ジョニー・デップは2018年、撮影スタッフに暴行をしたとして、今年7月に裁判を行う予定になっている。原告はジョニーが出演した犯罪ドラマ映画『シティ・オブ・ライズ』にたずさわった、ロケーション・マネージャーのグレゴリー・ブルックスだ。グレゴリーは撮影当時、ジョニーに撮影時間が迫っているというメッセージを伝えたところ、ジョニーと激しいケンカになったと訴えている。
グレゴリーは裁判資料の中で、ジョニーが彼の胸を2回なぐるなどして身体的暴行を加えただけでなく、言葉による攻撃で「精神的苦痛」を与えたと主張。さらに、ジョニーは「10万ドル(約1100万円)をやるから、俺(ジョニー)の顔をなぐれ」と言われたとも述べている。この事件の後、肉体的苦痛と精神的な傷害を受けたとグレゴリーは訴えている。
ジョニー側は、グレゴリーへの攻撃は「自己防衛、または他人を守るためだった」と主張。ジョニーの弁護士は、ジョニーは「挑発された」「安全ではないと感じさせられた」と述べている。
ちなみに今回ジョニーの弁護をつとめるのは、アンバー・ハードとの裁判でも大活躍し一躍有名になったカミーユ・バスケスだという。
ジョニーは7月25日、米ロサンゼルスのスタンリー・モスク裁判所に出廷する予定。現時点で、グレゴリーが求めている損害賠償額は不明だ。
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