人気歌手ブリトニー・スピアーズの結婚式当日に会場に侵入し逮捕された元夫のジェイソン・アレクサンダーが、重罪ストーキングで起訴されたと米メディアが報道。加えて、ブリトニーに3年間の保護命令が下ったことがわかった。
6月9日(木)、ブリトニー・スピアーズは長年交際していたモデルでパーソナルトレーナーのサム・アスガリと自宅で結婚。その当日、ブリトニーに一目会おうと準備中の会場に彼女の元夫であるジェイソン・アレクサンダーが無許可で侵入を試みた。
ジェイソンはそのときの様子をインスタグラムを通じて生中継しており、動画には「ブリトニーはどこだ?結婚式をぶち壊しに来た」と話す声も収められていた。その後、セキュリティ(警備員)ともみあいになったジェイソンは、通報を受けた警察によって逮捕された。
のちに、接近禁止令を言い渡されたジェイソンであるが、米Page Sixが報じたところによると、月曜日に行われた罪状認否で、ベンチュラ郡の地方検事はブリトニーに対する接近禁止令を延長。重罪となったジェイソンは今後3年間、ブリトニーに近づかないよう命じられた。
これにより、ジェイソンはブリトニーと彼ともみあいになったセキュリティの両方から100ヤード(91.44メートル)以上離れなければならず、何があっても2人と連絡を取ることは許されない。つまり、メールや電話、SNSを通じての連絡も一切してはならないという。
ジェイソンは現在も収監されたままであり、保釈金は10万ドル(約1,300万円)に設定されている。
また、仮にジェイソンが保釈されたとしても、先述の100ヤード以内に近づかないことに加え、保護観察下に置かれることになり、足首に監視用のブレスレットをつけることになるという。
ブリトニーとジェイソンは幼なじみであり、2004年にラスベガスで結婚するも、お互い酔った状態であったことから、結婚はすぐに取り消しに。わずか55時間の結婚生活は、当時大きな話題を集めた。なお、ジェイソンはその後、飲酒運転や薬物用具の不法使用、空港でセキュリティラインに割り込んだり、ストーカー行為などで何度も逮捕されている。