俳優のジョン・ステイモスが、「第75回トニー賞授賞式」の追悼コーナー「In Memoriam Segment」で、友人で元共演者のボブ・サゲットが外されたことを受け、同賞を罵倒するツイートを投稿した。
6月12日(日)に開催された、ミュージカル界最高峰の祭典「第75回トニー賞授賞式」。式に先立ち、ジョン・ステイモスは、この1年で亡くなった故人を偲ぶ追悼コーナーで、故ボブ・サゲットが含まれなかったことを知り、ショックを受け、同賞を罵倒した。また、ボブがリストから除外されたことは、当日のドレスリハーサル後に知ったという。
ボブといえば、2007年に『ドロウジー・シャペロン』の椅子の男役でブロードウェイ・デビュー。そして2015年、ボブは『ハンド・トゥ・ゴッド』でグレッグ牧師を演じたことで知られている。
ジョンはツイッターで「ボブ・サゲットが今夜のトニー賞の追悼コーナーから外されると聞いてガッカリしています。『ドロウジー・シャペロン』、『ハンド・トゥ・ゴッド』でボブは輝いていた。さあ、ブロードウェイ・リーグとアメリカン・シアター・ウィングは正しいことをしてくれ!ボブはブロードウェイを愛していたし、ミュージカルのコミュニティーも彼を愛していたはずだ」と訴えかけた。
Disappointed to hear that @bobsaget will be LEFT OUT of the In Memoriam segment tonight @TheTonyawards. Bob was brilliant in The Drowsy Chaperone & Hand to God. Come on @BroadwayLeague and @TheWing ! Do the right thing! Bob loved Broadway and I know the community loved him.
— John Stamos (@JohnStamos) June 12, 2022
さらに「みんなでこのことを騒ごう!そして司会のアリアナ・デボーズ、ジュリアン・ハフ、僕の相棒ダレン・クリス、そしてノミネートされた人たちに愛と幸運を送ろう!」とメッセージを送った。
ボブといえば、今年の「第94回アカデミー賞授賞式」の追悼コーナーでも除外され、ファンたちが激怒していた。
ボブは今年1月9日、フロリダ州オーランドのホテルの一室で亡くなっているところを発見された。享年65歳であった。後の検死で、頭部外傷で死亡したことが判明した。