英ボーイズグループ「ザ・ウォンテッド」のメンバーで、今年3月に脳腫瘍との闘いの末、亡くなったトム・パーカー（享年33）。妻のケルシーさんによれば、愛娘オーレリア・ローズ・パーカーちゃん（2）は、父親の死をまだ理解できず、いつか帰ってくると未だに信じているという。
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6月14日（現地時間）、ケルシーさんはトムの回顧録「Hope：My Inspirational Life」のプロモーションのため、イギリスの朝のTV番組「ロレイン」にゲスト出演。その際、「彼女はまだ毎日彼のことを話しているし、彼が戻ってこないことをよく理解していません」と、オーレリアちゃんがトムが帰ってくる日を待ちわびていることを明かした。
【動画】トムの写真にキスをするオーレリアちゃんの姿も（「ロレイン」より）
トムが死んだということを理解できずにいるオーレリアちゃんに対し、ケルシーさんは「だから、私は単刀直入に彼は帰ってこないと言うしかなかった。それだけよ。彼は死んで、戻ってこないの、とね。だって彼女は本当に理解していないから」とトムが死んだことを隠すことなく、ありのままの事実を伝えているという。
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まだ2歳ということもあってか、オーレリアちゃんはただただ混乱していると言い、トムは「ツアー中」だと思っているのだとか。一方、ケルシーさんもいまだトムの死から立ち直れていないようだが、オーレリアちゃんとは毎日トムについて話しているそうだ。
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番組中「私は人生で最愛の人を失いました」と語ったケルシーさんであるが、いまは自分の人生を生きようともがいている最中だという。「彼は私たちが悲しむことを望んでいないでしょう。夜は寂しいけれど、私は自分の人生を生きなければいけない。私たちは一緒にたくさんのことを乗り越えてきた。彼への愛は唯一無二のものでした」とも話している。
そんなケルシーさんの支えとなっているのが、トムとの間にもうけた2人の子供オーレリアちゃんとボーディくんだ。「彼らは幸せそうに起きるの。だから、悲しんではいられないわ」。
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