韓国の人気グループ BTSの所属事務所であるHYBEは15日、同グループの活動休止にまつわる報道は誤りであり、今後もグループの活動は継続するとの声明を出した。
6月14日、BTSは公式YouTubeチャンネル「BANGTANTV」でFESTAディナーというグループのご飯会を配信。その中で、メンバーたちは7人での活動に一区切りをつけ、グループでの活動に「オフ期間」を設け、今後は「一旦ソロ活動に専念する期間に入る」ことを明らかにした。
【動画】BTS (방탄소년단) ‘찐 방탄회식’ #2022BTSFESTA
その際、「オフ期間」に対する英語字幕の訳語として休止をあらわす「Hiatus」という言葉が使われたことで、世界中でBTSがグループとしての活動を休止すると大々的に報じられ、さらには解散するのではないかというウワサまで飛び交うことになった。
こうした事態を受け、BTSを管理するエンターテインメント会社HYBEは、「彼らは活動休止中ではなく、現時点ではいくつかのソロプロジェクトを模索する時間をとり、さまざまな異なる形式で活動を続ける予定です」と説明し、グループとしてのBTSは今後も活動を続けることを強調した。
一方で、同社の株式は15日に暴落。前日に約19万ウォンあった株価が約14万ウォンと約28%急落。会社全体の価値をあらわす時価評価額は約2兆1200億ウォン(約2200億円)も減ってしまった。
一夜明けた16日時点でも株価はまったく回復しておらず、14万ウォン台という、上場来最安値となる価格帯で推移している。
事務所によってBTSの「活動休止」は否定されたものの、今後ソロ活動に専念してくことに対して、ネガティブに反応している投資家が多いようだ。
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