ジェニファー・アニストンが、「フレンズ」の撮影の裏側を明かしている。
「フレンズ」は、1994年から2004年にかけて放送されたコメディドラマ。ニューヨークを舞台に、男女6人がおりなす人間模様が絶妙なユーモアとともに描かれ、日本でも人気を博した。
中でも視聴者が注目していたのが、たびたび登場する豪華ゲストだろう。ブラッド・ピットやブルース・ウィルス、ジュリア・ロバーツといったそうそうたる面々が登場し、そのたびに大きな話題となった。
ところが、主要キャラクター6人のうちの1人、レイチェルを演じていたジェニファー・アニストンによると、ゲストで出演していた俳優たちはみな、撮影の裏で「おびえていた」という。
このたび「Variety」の対談企画「Actors on Actors」に、俳優のセバスチャン・スタンとともに出演したジェニファーは、ゲスト俳優らが裏で「おびえていた」と暴露したうえで、その理由について「観客を入れた公開収録だった」からだと明かした。
「そう、観客がいたの」と切り出したジェニファーは、「いつもスタッフだけの映画撮影に慣れてる俳優たちは、『ぼくのセリフで笑ってるこの人たち、ダレ?』って感じだったんでしょうね。実は私はそれまで、生で見ていてくれる観客のみんながどれほど番組に影響を与えているのか、考えたことがなかったの。観客の存在って、その番組に全く異なるエネルギーを与えるわ。たしかに慣れていない人にとっては、完全に『アウェー』な状況ということになるわね」と納得する様子を見せた。
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