リゾが、新曲で使われたフレーズについて謝罪している。
6月13日(月)、歌手のリゾが自身のSNSを更新。ファンから指摘された、新曲「Grrrls」の歌詞に含まれている侮辱的なフレーズについて謝罪した。
リゾの最新曲「Grrrls」の冒頭は、ビースティ・ボーイズの楽曲「Girls」にリゾの歌声がかぶさるような形になっている。
この部分には、「Hold my bag, b—h(バッグを持って)/ Hold my bag(バッグを持ってよ)/ Do you see this s–t?(この有り様が見える?)/I’m a spaz(私はそそっかしい人間だから)/ I’m about to knock somebody out(誰かを殴りたおすところだった)」という歌詞があるが、この「spaz」という単語が、特に障害を持つ人々に対する侮辱にあたると非難が殺到したのだ。
【音源】Lizzo – Grrrls (Official Audio)
これを受けリゾは、「私の最新曲『Grrrls』の中に、誰かを傷つける可能性がある言葉が含まれていると指摘されたことについて、重く受け止めています。一つ明らかにしておきたいのは、私のなかでこの侮辱的な表現を推奨する意図はなかったということです」と切り出した。
さらに「アメリカで、太った黒人女性ということから、これまで数多くの言葉による攻撃を受け、傷ついてきました。ですので、言葉の持つ力(意図的であれ、無意識であれ)は十分に理解しているつもりです。そのためこのたび、『Grrrls』の歌詞を一部変更し、新しくリリースしたということを、誇りを持ってお伝えしたいと思います。わたしが皆さんの声を聴き入れ、行動に移したという証です。影響力のあるアーティストとして、理想の世界に変えていくため、積極的に行動していきます」と宣言した。
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