オスカー受賞者の人気俳優トム・ハンクスが、ファンに激怒したようだ。
現地時間6月15日水曜日の夜、トムは妻のリタ・ウィルソンとニューヨークで外出。Page Sixの報道によると、熱狂的なファンがリタに近づきすぎて、倒しそうになった時に、トムが激怒したという。トムはファンに対し「やめてくれ」と叫び、「私の妻が?下がってろ!僕の妻を倒しただと!?」とそのファンに対して叫んだ。現場では、ファンの1人が「トム、ごめんなさい」と謝る声も聞こえたという。
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トムは現在、バズ・ラーマン監督の新作『エルヴィス』のプロモーションのため、数週間プレスツアーを行っている。今月初めには、オーストラリアのブリスベンで行われた試写会に、主演のオースティン・バトラーとともに出席していた。
トムとリタは、結婚して34年になる。2人は1981年、シットコム「Bosom Buddies(原題)」のセットで知り合った。同シリーズは1980年から1982年まで放送された。
トムといえば、「優しくて親切」というイメージが根強い。過去には、ピッツバーグのダウンタウンにあるフェアモント・ホテルの外で、一般人の結婚式の記念写真に参加した。花嫁は「彼は、『やあ!僕はトム・ハンクスだよ。一緒に写真を撮りたいんだけど』って感じで、私はすぐに固まってしまったわ」と大興奮でコメント。彼が、一般人の特別なイベントに急に参加することはこれが初めてではなく、カリフォルニア州のサンタモニカ・ピアのそばのビーチで結婚式をしていた夫妻の写真撮影にも参加。「すぐに彼は私たちを家族のように扱ってくれたわ」とトムがフレンドリーに対応してくれた時のことを語っていた。
そんな優しいトムが、激怒した今回の出来事。ネット上では驚きの声も広がっている一方で、「彼が怒鳴ったことに対して批判はしない。スペースを与えるべきだった」「彼らはファンじゃなくてパパラッチだよ」とさまざまな声が投稿されている。