英人気ボーイズグループ ワン・ダイレクションのメンバーで現在は歌手業に加えて俳優業も行うなど、いま正に引っ張りだこのハリー・スタイルズ（28）が、多数の観客が来場したコンサートにて、かつての恩師と感動の再会をはたした。
現在、自身2度目のツアー「Love On Tour」の一環で、ヨーロッパをまわっているハリーは6月15日、英マンチェスターにあるオールド・トラッフォードにてコンサートを開催。2万人以上のファンの前に立ったハリーは、とつぜん「君たちにお願いがあります」と異例の申し出を行った。
なんでも、この日の会場には、ハリーの初めての学校の先生ヴァーノンさんが来場していたという。2万人のファンの中からどうしてもヴァーノン先生を見つけたいハリーは、しばしの間、ファンに静かにするようお願い。ヴァーノン先生を探し始めた。
見つけるのは困難かと思われたが、彼の祈りが通じたのか、ハリーは「あそこだ！」とスタンド席にいるヴァーノン先生を見事発見。すると次の瞬間、満面の笑みで「ヴァーノンさん！」と声を張り上げ、ひざをステージにつき大喜び。「ヴァーノンさん、お元気ですか？退職すると聞きました。あの頃の人格形成期にはたくさんお世話になりました。本当にありがとうございます。あなたが今夜ここにいることは僕にとってとても意味のあることです」と、恩師に感謝の言葉を伝えたのであった。
Harry Styles paused his concert, asking fans to be quiet so he could find someone in the crowd – his former school teacher ❤️ https://t.co/nCaqMVKJfE pic.twitter.com/0ojSZWk491
— CBS News (@CBSNews) June 16, 2022
ヴァーノン先生は、英BBCのラジオ番組「The Zoe Ball Breakfast Show」内で幼少期のハリーについて語っており、「彼が4歳と5歳のときに教えたの。彼はかわいかった。彼はちょっといたずらっ子で、生意気で、たくさん友達がいた。だから、あなたたちがいま見ている彼の性格の多くは幼少期から明白だったのよ」と発言。昔もいまも変わらず愛されっ子であったことを明かしている。
