俳優のタイラー・サンダースが亡くなったことがわかった。享年18歳であった。
タイラー・ザンダースは、2020年に放送されたAmazonプライム・ビデオのオリジナルドラマ「まほうのレシピ ~ミステリー・シティ~」への出演で知られる若手俳優だ。
タイラーはこの作品での演技が評価され、2021年デイタイム・エミー賞にノミネートされていた。
10歳の頃から俳優としての活動をスタートさせたタイラーは、2015年、コメディドラマ「JLW Academy」でデビュー。その後はドラマ「9-1-1: Lone Star」や「フィアー・ザ・ウォーキング・デッド」へのゲスト出演で知られ、最近ではエミール・ハーシュとスティーブン・ドーフが主演する映画『The Price We Pay(原題)』にも参加していた。
タイラーの訃報は6月16日(木)、米TMZ紙が報じた。警察関係者によると、ロサンゼルスにあるタイラーの自宅から「男性が息をしていない」との通報を受けて駆けつけたところ、家の中にタイラーがいるのを発見。死亡を確認したという。
現時点で事件に巻き込まれたり、薬物を使用した可能性は低いとのことだが、死因が解明されていないため、数日のうちに解剖が行われる予定となっている。
タイラーの所属事務所はDeadline紙の取材に対し、「タイラーは輝かしい未来のある、有能な俳優でした。すばらしい家族に恵まれていたのです。どうか、いまは家族のプライバシーを尊重していただければ幸いです」とコメントを出している。
テイラーの最新のインスタグラム投稿は、亡くなる5日前のこと。コロラド州ベールにて、青いスーツに身を包んだ写真とともに、「スタイリング中」とのキャプションを添えていた。
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