ジョニー・デップとあの敏腕弁護士が、再びタッグを組むようだ。
Insider紙が報じたところによると、来月行われる裁判にて、俳優ジョニー・デップの弁護士チームの中に、元妻アンバー・ハードとの法廷バトルで大活躍した弁護士カミーユ・バスケスの名が記されていることがわかったという。
来月行われる裁判とは、2018年にジョニーが出演した映画『L.A.コールドケース』でロケーションマネージャーをつとめていたグレッグ・ブルックスという人物によるもの。
この人物は、ロサンゼルスでの映画の撮影中、ジョニーから2度肋骨を殴られたうえ、「いますぐオレを殴れば10万ドル(約1300万円)やるぞ」とおどされたと主張。ロサンゼルス高等裁判所に民事訴訟を起こしている。
グレッグ・ブルックスは、暴行や精神的苦痛、不当解雇など10件の訴因に関連し、損害賠償を求めている。その額は公表されていない。
訴状の中でブルックスは、2017年4月13日、ジョニーに撮影現場における制限事項を伝えたところ、ののしられた上、暴力を振るわれたと主張しており、「息からアルコールのにおいがした」とも訴えている。その後すぐにボディーガードがやってきてジョニーを制止したが、今回の件を口外しないことを拒否したことから、解雇されたと主張している。
また被告の中には、『L.A.コールドケース』のプロデューサー、ミリアム・セガールも名を連ねている。
ブルックスの弁護士は裁判書類の中で、「2017年4月16日、事件後の月曜日、原告は製作室にもどり、作品の仕上げに取りかかった」と記すと、「到着するやいなや、原告はセガールから、制作側に対して裁判を起こさないという書類へのサインを求められた。原告がこれを拒否すると、突然仕事を止められた」とこれまでの経緯をつづっている。