リア・ミシェルが、ついにあの大ヒットミュージカルの主人公の座をゲットするかもしれない。
1964年に初演され1968年には映画化までされた、大ヒット ブロードウェイ・ミュージカル「ファニー・ガール」。ブロードウェイで活躍した喜劇女優ファニー・ブライスの半生を描いた伝記作品で、2022年のリバイバル版では、女優のビーニー・フェルドスタインが主演をつとめている。
そんなビーニー・フェルドスタインが今年9月で今作を降板するにあたり、その後継として名前があがっているのが、女優のリア・ミシェルなのだ。
リアはこれまでにも、いつかファニー・ブライスを演じてみたいとたびたび公言してきた。自身が出演していたドラマ「glee／グリー」でも、「ファニー・ガール」の楽曲「Don’t Rain on My Parade」を歌った上、2010年度のトニー賞授賞式でもパフォーマンスしている。
その後「glee／グリー」のクリエイターであるライアン・マーフィーが「ファニー・ガール」の権利を買い取ったことから、まもなくリアの夢が叶うのではないかとのウワサがささやかれていたものの、本人が「『glee／グリー』内でのパフォーマンスが、自分にできる精一杯だった」との理由で断ったと報じられていた。
一方、2017年にトーク番組に出演した際には「『glee／グリー』のあとにすぐにでも参加したいと思ったんだけど、ドラマの中で『ファニー・ガール』の歌をたくさん歌ったから、ちょっと早いような気もして。でもやる気だけはあるから、もしかしたらすぐにチャンスはやってくるかもね」と意欲を見せていた。
それでも、昨年秋に出演したポッドキャスト番組「Little Me: Growing Up Broadway」でリアは、リバイバル版に選ばれたビーニー・フェルドスタインについて「ビーニーはこの作品にピッタリだと思う。すばらしい作品になるはずよ」と新たな主人公にエールを送っていた。
なおリア側は現時点で、「ファニー・ガール」への参加について公式にコメントを出していない。
