俳優のマシュー・フォックスが、俳優業から離れていた理由を明かした。
マシュー・フォックスといえば、大ヒットドラマ「LOST」で主演を務め、その後映画に数本出演したものの、ほぼ俳優業から身を引いていた。そんなマシューはピーコック社の新シリーズ「Last Light」に出演することが決定した。
久しぶりに約12年ぶりにドラマシリーズに出演することになったマシュは、一時引退していたこと、そして復帰することになった理由について明かす
Varietyのインタビューでマシュは「僕はある種、ビジネスで達成したいことのバケットリスト(叶えたいことリスト)を心の中に持っていて、2014年に映画『トマホーク ガンマンvs食人族』をやった後、バケットリストは一応完成したんだ」「西部劇をやりたかったんだ。とても奇妙な西部劇だけど、西部劇なんだ。それでバケットリストを完成させたようなものさ」と、俳優としてやりたいことをすべてやりきったことで、俳優業から離れたことを明かした。
また、マシューは家族の存在についても語っている。
「その頃、子供たちが年頃になり、自分ももう一度がんばらなければと思うようになったんだ。僕はしばらく仕事に集中していたし、(妻の)マルゲリータはとても見事に家庭を切り盛りしていた。でも、そろそろ家に帰るべきだと感じ、ビジネスから引退して、自分にとって本当に大切な他のクリエイティブな要素、音楽や執筆に取り組む気になったんだ」と、家族の時間を優先するようになったことも理由の一つであったことを明かした。
さらに、新シリーズ「Last Light」に出演することについてマシューは、「僕はちょうど7年間、家族と一緒に人生を過ごし、情熱を傾けられることを追求してきたけど、ストーリーテリングは僕のDNAに何らかの形で組み込まれており、このストーリーテリングの形態は、僕が再び取り組みたいものであり、それがどのように感じられるかを確認したいと感じていた。そして、そうして本当によかったと思っているよ」と、役者として物語を伝えることは彼の情熱であり、役者復帰への意気込みを語った。