人気歌手で俳優のハリー・スタイルズが、ファッションデザイナーとして「グッチ」のカプセル・コレクションを手がけることが明らかになった。
ハリー・スタイルズといえば、これまで何度も「グッチ」のモデルを務め、数年前にクリエイティブ・ディレクターのアレッサンドロ・ミケーレと出会い、長年にわたってイベントやステージで同ブランドを着用していることで知られている。また2019年の「メットガラ」で共同ホストを務めたハリーは、イベントにアレッサンドロ・ミケーレとともに登場し、「グッチ」のシースルー衣装を披露し話題となった。
そんなハリーとアレッサンドロ・ミケーレがタッグを組み、「グッチ」のカプセル・コレクションをデザインした。
「Gucci HA HA HA」と題されたこのコレクションで二人は、美の新しいビジョンの先駆けとして、ファッション・コレクションの複雑さを排除し、自然が表現、また持続可能な自発性を生み出す解放的なコードで作られた、遊び心あふれるものを表現したという。
ジャケット、コート、パンツ、シャツ、アクセサリーは、素材への愛と、フォルム、ボリューム、イメージの歴史的意義への愛を表現した服で、男性的エレガンスの意外な解釈、斬新な感情への道を明示するものだという。
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声明の中でアレッサンドロは、「ハリーのファッションセンスはすばらしい。私が彼のために創ったデザインに対する彼の反応は、常に彼らしく、毎回、私に自由な興奮を与えてくれます」とコメント。
また、「ある日、電話で話しているときに、一緒に仕事をすることを思いついたのです。私は、子供のようなビジョンから生まれる、小さな奇妙なものから始めて、彼と一緒に『夢のワードローブ』を作ることを提案しました。1970年代のポップやボヘミアンから、メンズテーラリング(仕立て)の記憶を覆すような紳士像の修正まで、さまざまな美学をミックスしたものに仕上がりました」と語っている。
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