アニメーション映画製作会社「イルミネーション」の創設者兼CEOのクリス・メレダンドリが、俳優のクリス・プラットがマリオを演じることへの反発について発言した。
昨年9月、俳優のクリス・プラットが、アニメ映画『スーパーマリオブラザーズ(原題:Super Mario Bros.)』で、マリオ役の声優をつとめることが発表された。
公式発表後、クリスは「夢がかなった」と、その興奮を明かしていたが、クリスがイタリア人のキャラクターであるマリオの声を担当することに不満の声も多かったようだ。
そんな中、同作を手がけるアニメーション映画製作会社「イルミネーション」の創設者兼CEOのメレダンドリは、Varietyを通じて声明を発表した。
メレダンドリは「クリスがキャスティングされたのは、彼がマリオをすばらしい演技で演じられると感じたからです。そして今、私たちは約15回のレコーディングを行い、映画は4分の3が完成しました。私は彼のマリオの演技が大好きです」とコメント。
また「私自身、イタリア系アメリカ人の血を引いているから、イタリア人やイタリア系アメリカ人を怒らせることを気にせずに決断できました。うまくいきますよ。クリスはとても力強い演技をしてくれましたからね」と語っている。
同作では、ピーチ姫を女優のアニャ・テイラー=ジョイ、ルイージをチャーリー・デイ、クッパをジャック・ブラック、ドンキーコングをセス・ローゲン、キノピオ役をキーガン・マイケル=キーが演じることが決定。また1990年代からゲームシリーズでマリオの声を担当しているチャールズ・マーティネーのカメオ出演も予定しているという。
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