ブラッドリー・クーパーが、アカデミー賞ノミネート後にハリウッドで遭遇した2つの「ムカついたエピソード」について告白している。
このたびポッドキャスト番組「Smartless」に出演した俳優のブラッドリー・クーパーは、過去にアカデミー賞にノミネートした際、2人の人物から放たれた発言に腹を立てたことがあると明らかにした。
ブラッドリーは2018年、自身が監督、出演した映画『アリー/スター誕生』でアカデミー賞の3つの部門にノミネートされた。
「ムカついたエピソード」の1つ目は、授賞式を数日後に控え、大手エージェントCAAが主催したパーティーに参加した際のできごとだった。
ブラッドリーによると、パーティーにて自身の友人、過去3回ノミネート歴がある女優、そして有名映画ディレクターと歓談していた際、この映画ディレクターが、「彼女がたったの3回、なのにきみが7回もノミネートされるって、ぼくたちはいったいどんな世界に暮らしているんだろうね?」と、ブラッドリーのノミネートをバカにするような発言をしたのだと言う。
この発言にムッとしたブラッドリーは思わず、「なに?きみはどうしてそんなにイヤなヤツなんだよ?オレは絶対に忘れないからな。今すぐ目の前から消えろよ」と反論したことを明かした。
次にブラッドリーが暴露したもう1つの「ムカついたエピソード」が、2013年に主演した映画『世界にひとつのプレイブック』で、アカデミー賞主演男優賞にノミネートされた際のできごとだった。
このとき、彼とともにノミネートされたのはダニエル・デイ=ルイス、ヒュー・ジャックマン、ホアキン・フェニックス、デンゼル・ワシントンという、そうそうたる面々。ブラッドリーも天にも昇る思いだったようだ。
ところが、そんな場面に水を差したのがある女優のひとことだったのだという。
この「ヒーロー女優」はブラッドリーに近づくと、「あなたの映画見たわよ。『ノミネートされてもいいんじゃない?』って感じ」と、なんとも「上から目線」な発言を投げかけたのだという。