人気俳優のブラッド・ピットが、自身の俳優のキャリアについて言及し、引退の可能性を示唆している。
ブラッドといえば、1991年のロードムービー『テルマ&ルイーズ』でカウボーイのヒッチハイカーを演じ、一躍注目を浴びた。その後、『リバー・ランズ・スルー・イット』、『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』などの大作で主役を演じ、デヴィッド・フィンチャー監督の犯罪スリラー『セブン』やテリー・ギリアム監督のSFヒット『12モンキーズ』」などの作品で高い評価を受けるようになった。
その後も『マネーボール』や『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』などでも活躍を見せていたブラッドは、新型コロナウイルスのパンデミックにより一時休んでいたが、サンドラ・ブロック、チャニング・テイタムと共演した『ザ・ロスト・シティ』で印象的な役を演じ、再びスクリーンに戻ってきた。またこの先も新作映画『ブレット・トレイン』、『バビロン(原題)』の公開を控えている。
そんな大忙しのブラッドは、最近行われたGQ誌のインタビューで、ブラッドは俳優としてのキャリアが“最後の脚”にあると述べ、俳優業を引退する可能性を示唆した。ブラッドは自分の映画キャリアが再び上昇するというより、むしろ下降していると考えており、現在の時期を 「最後の学期または3学期」と例えている。「もう最後の段階にいると思っている。最後の学期、三学期にいると思ってるんだ」。
この投稿をInstagramで見る
このブラッドの発言は、これまで愛され続けてきた彼が、今後どのようなキャリアを歩んでいくのか、注目を集めることになるだろう。ブラッドは前述した新作映画『ブレット・トレイン』、『バビロン(原題)』の他に、ジョージ・クルーニーと一緒にタイトル未定のジョン・ワッツのプロジェクトに出演することになっている。