ケイト・ブッシュの楽曲が、いま再び注目を集めている。
現在63歳になるシンガーのケイト・ブッシュ。そんな彼女の1985年の楽曲「Running Up That Hill(邦題:神秘の丘)」が、ネットフリックスの人気ドラマ「ストレンジャーシングス 未知の世界」内で使用されたことにより、イギリスのシングルチャートで1位を獲得した。これを受けケイトは、自身のブログでドラマの制作者であるダファー兄弟に感謝を述べるとともに、Z世代に受け入れられたことに対するよろこびをあらわにしていた。
こうして再び注目を集めるケイトだが、当初人気映画『マイティ・ソー』シリーズの最新作『ソー:ラブ&サンダー』にも参加する予定だったことがわかった。
これは、『ソー:ラブ&サンダー』で悪役ゴア・ザ・ゴッド・ブッチャーを演じたクリスチャン・ベールが、「Total Film」誌のインタビューの中で明かしたもの。彼によると、ケイトの楽曲が同作品のサウンドトラックに収録される寸前だったという。
クリスチャン・ベールは、同作の監督タイカ・ワイティティが、当初ケイトの楽曲をベースにしたダンスシーンの収録を考えていたが、これがカットされていたことを明かしている。
「タイカとぼくは、ダンス全体をやりたかったんだ。結局できなかったけどね。でもそういう、ケイト・ブッシュ関連のものをやっていたんだよ」と語ったクリスチャンは、「たぶんだけど、タイカはあのシーンをこの作品に使うことが、受け入れられないって気づいたんじゃないかな。ぼくたちはエイフェックス・ツインの楽曲『Come to Daddy』のMVみたいなのをイメージしていたんだけど、作品に合うかどうかはわからないからね」と、カットに至った経緯を説明した。
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