裁判での勝利を受けて、ジョニー・デップの人気が急上昇しているようだ。
このたび、俳優のジョニー・デップが1990年に主演をつとめた映画『シザーハンズ』で使用された「ハサミの手」がオークションにかけられ、なんと81,250ドル(約1104万5000円)という超高値で落札された。専門家は当初、落札額はこの半値ほどにとどまるのではないかと予測していた。
ヒット映画で使用され、価値が高いとされる撮影小物を提供する「Propstore」が、『シザーハンズ』のハサミの手を出品することを発表したのは、今年5月はじめのこと。そして、6月21日(火)についに出品された。すると裁判の勝利を受けたジョニーの人気に後押しされ、落札額が跳ね上がる事態となった。
ハサミの出品が発表された当時、ジョニーは元妻で女優のアンバー・ハードとドロ沼法廷バトルの真っ只中であった。そのため、落札額は30,000ドル~50,000ドル程度になるのではないかと予測されていたが、ジョニーが裁判で勝利した影響か、落札額は予想を大きく上回る81,250ドル(約1104万5000円)となった。
なお、今回「Propstore」が出品した小物の中には、映画『ソー』に登場したハンマーやトム・ハンクスが主演した『キャストアウェイ』にて使用されたバレーボール「ウィルソン」なども含まれており、それぞれ高額で取引された。
オークションにかけられた「ときの人」ジョニーの小物はこれだけではない。TMZが報じたところによると、1990年の映画『クライ・ベイビー』でジョニーが実際に乗っていたバイクも、まもなく出品される予定だという。なお、スタート価格は250,000ドル(約3406万5000円)だそうだ。
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