ラッパーのリル・ティージェイが銃撃されたことがわかった。
6月22日（水）深夜、ニュージャージー州で起こった銃撃事件。被害にあった男性2人のうち1人が、ニューヨーク出身のラッパー、リル・ティージェイ（21）だったという。
事件が起こったのはニュージャージー州エッジウォーターにある複合施設「The Promenade」。バーゲン郡の検察庁によると、「銃声が聞こえた」との通報を受けてかけつけた警察官が、複数カ所を撃たれたティージェイを発見したという。
さらにティージェイの友人と見られるアントワーヌ・ボイド（22）も銃撃されキズを負っているという。
2人は病院に搬送され治療を受けているとのことで、現時点で容体について公式には発表されていない。一方、米TMZ紙はティージェイが緊急手術を受け、予断を許さない状況にあるのではないかと報じている。
警察当局は、今回の事件がティージェイら3人が強盗の被害にあったことによるものだと発表しており、容疑者としてモハメド・コネートという男を逮捕している。またティージェイと行動を共にしていた友人アントワーヌ・ボイドとジェフェリー・ヴァルデスについても、武器の不法所持容疑で逮捕したという。
モハメド・コネート容疑者は3件の殺人未遂、3件の武装強盗、2件の武器不法所持、第4級加重暴行で起訴されている。
ティージェイは音楽共有アプリ「Soundcloud」をきっかけにその名が知られることとなり、2018年にはコロンバス・レコードと契約。2019年にリリースしたデビューアルバム「True 2 Myself」はアメリカのビルボードチャートTOP200で最高5位を獲得するヒットを記録している。
