ナタリー・ポートマンが、最新作『ソー:ラブ&サンダー』に出演するにあたり、肉体改造を行ったことを明かしている。
このたび「Variety」誌のインタビューに登場した女優のナタリー・ポートマンは、作品内で女性版ソーを演じるべく、パーソナルトレーナーをつけ、10カ月間肉体改造に励んだことを明かした。
ナタリーによると、この肉体改造では筋肉をつけるだけでなく、なんと身長を20cm近く伸ばさなければならなかったのだという。
「まちがいなく、これまでの人生で一番背が高くなっていると思うわ」と語ったナタリーは、「視点が変わると、ちがう世界を歩いているみたいなのよ」と続けた。
さらに「160cmほどの女性からすれば、180cm近くのキャラクターなんてもう二度と演じることはないでしょうね」と笑うナタリーは、「自分が大きくなったように見られるのって、とっても楽しかったわ」と明かしていた。
しかし、肉体改造で急激に身長を伸ばせるわけもなく、この作品の監督をつとめたタイカ・ワイティティは、かなりアナログな方法を用いて、共演者と並ぶナタリーの身長をなるべく高く見せたという。
この方法についてナタリーは、「地面から30cm程の高さに、スタッフが小道を作ってくれたの。私はそこを歩くだけ」と、暴露している。
すると同席していた共演女優のテッサ・トンプソンがこの発言に反応。「この小道を『デッキ』って呼んでたんだけど、アクセントをまちがえるとまるで男性器を表す単語のように聞こえてしまうの」と笑いを交えながら語ると、「みんな、子供みたいなんだから」と、和やかな雰囲気で撮影が進められたことを明かした。
『ソー:ラブ&サンダー』は7月8日(金)に全国ロードショー。ぜひナタリーの身長にも注目してほしい。
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