ライアン・レイノルズが、自身の子育て論について語っている。
6月22日(水)、フランスのカンヌで開かれているイベント「2022 カンヌライオンズ 国際クリエイティビティ・フェスティバル」にてパネルディスカッションに登壇した俳優のライアン・レイノルズ。この中で彼は観客に向け、失敗から学ぶこと、そうして得た知識を3人の娘たちに伝えていることを明かした。
ライアンには、女優ブレイク・ライブリーとの間にベティ(2)、アイネス(5)、ジェームス(7)の3人の娘がいる。
「ぼくは3人の娘の父なんだ。なかなかワイルドな子たちでね。いつか狂犬病にでもなっちゃうんじゃないかと思うよ」と笑いを交えながら語ったライアンは、「ぼくも他の親と同じで、ついカッとなってしまう瞬間がある。でも注目すべきは、その瞬間に何をするかではなく、その後に何をするかなんだ」と続けた。
そんなライアンは、自身の成功体験よりも、失敗体験から学んだことを娘たちに伝えているという。
「ぼくはかねてから子どもたちに、『失敗をムダにするな』と伝えてきた」と付け加えたライアンは、「何か失敗をしたとき、人は恥ずかしさや、何か悪いことをしたのではないかという思考にとらわれがちだ。でも角度を変えてみて、その失敗を深い学びを得るための足がかりとしなければならないんだ」と語りかけていた。
なおライアンは、これまでにブレイク・ライブリーの母親としての姿勢にも称賛の言葉を送っている。
過去に出演したトーク番組で、「彼女がいなかったら、いまみたいな父親になれなかった」と語ったレイノルズは、「彼女が、子育てとはどういうものか、すべてぼくに教えてくれたんだ」と明かしていた。
tvgrooveをフォロー!