クリスチャン・ベールは、MCUの存在を知らなかったようだ。
俳優のクリスチャン・ベールといえば、最新マーベル映画『ソー：ラブ＆サンダー』にて悪役ゴア・ザ・ゴッド・ブッチャーを演じている。
このたび「Total Film」誌のインタビューにこたえたクリスチャンは、クリストファー・ノーラン監督の『ダークナイト』三部作でバットマンを演じた後、ヒーロー作品に続けて出演することにためらいはなかったのかとたずねられた。
「いやいや、まったくなかったよ」とこたえたクリスチャンは、「そんなこと、頭の中に浮かびすらしなかった。周りの人は、『見て！彼がMCU入りしたんだって』なんて騒ぐかもしれないけどね。ぼくとしては、『ぼくが何したって？ぼくは何にも入ってなんかいないよ。申し訳ないけどね』って感じ。そもそも『MCUって何？』ってところから聞かないといけないんだから」と、MCUの存在すら知らなかったと打ち明けた。
そんなクリスチャンは、『マイティ・ソー』最新作の撮影に入る前、役づくりもかねて、自身が演じる「ゴア・ザ・ゴッド・ブッチャー」という名前をネット検索してみたそうだ。
「なんとなく、どんなキャラクターなのかはわかってるつもりだったんだよ。『ゴッド・ブッチャー（神殺し）』なんて名前だしね」と語ったクリスチャンは、「でも、ネット検索したのはまちがいだった。（コミック版では）彼は基本的にTバック姿だったんだ。ぼくは思ったよね。『配役まちがえてんじゃないの！？』って」と、キャラクターの服装に衝撃を受けたことを明かしていた。
なお、監督のタイカ・ワイティティによって、「Tバック」は採用されなかったそうだ。クリスチャンが出演する『ソー：ラブ＆サンダー』は7月8日（金）より全国ロードショー。
