人気ラッパーのカニエ・ウェストが、現地時間6月26日日曜日に開催されたBETアワードにサプライズで登場した。
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カニエはこの日、全身黒ずくめで、グレーのレザー製ジャケットと、それに合わせたベースボールキャップ、サングラス、ブラックストッキングのフルフェイスマスクでステージに登壇。顔がまったく見えないルックスだった。
Kanye West with a surprise speech at the #BETAwards for Diddy's tribute pic.twitter.com/DC6WJMS3aW
— Club Ambition (@ClubAmbition__) June 27, 2022
カニエは、生涯功労賞を受賞したショーン・“ディディ”コームズに賛辞を送るスピーチを披露。彼はコームズが自分に与えた影響について感動的に語り、彼をアーティストだと考えていることを強調した。「ここにいる誰もが、そしてパフ(コームズが以前名乗っていた名前)が俺たちを必要とするならば、飛びついてそこにいる必要がある。この男は多くのことを経験し、生き抜いてきた。俺たちが立っていられるように、たくさんの扉を壊してきた」「俺はお前を愛してる。君は俺のブラザーだ」と述べている。
カニエといえば、別居中の妻キム・カーダシアンと、その新恋人ピート・デヴィッドソンに対する不満を公言し、インスタグラムで嫌がらせのメッセージを送るなどしてきた。またカニエは、トレバー・ノアに対する人種差別の書き込みも物議を醸し、ヘイトスピーチ、ハラスメント、いじめを理由にインスタグラムアカウントが24時間使用停止となっていた。このように、SNSでの言動が問題視されていたカニエは、音楽フェス「コーチェラ」を辞退し、グラミー賞も欠席。
そのため、今回のサプライズ登場はファンにとって大興奮のものとなった。