エリザベス女王とヘンリー王子の現在の関係について、情報筋が明らかにしている。
6月2日から5日にかけてイギリスで開催された、エリザベス女王の在位70周年を記念する式典「プラチナ・ジュビリー」。イギリス王室にとって一大イベントとなったこの式典には、エリザベス女王の孫、ヘンリー王子も出席し、大きな話題となった。
ヘンリー王子といえば2018年、アメリカで女優として活躍していたメーガン妃と結婚。2020年に王室を離脱しアメリカへ移住したあとは、さまざまなメディアで王室批判を展開していたことから、イギリス王室とは深い確執があるのではないかと報じられていた。
一方ヘンリー王子とメーガン妃は今年4月、自身が主催する「インビクタス・ゲーム」の世界大会に出席するためオランダを訪れた際、女王のもとにも立ち寄り会話をしたという。
ところが、プラチナ・ジュビリーではバルコニーへ上がることは許されず、唯一観客の前に現れたのは礼拝の場のみ。ここでも王室のシニアメンバーからは遠く離れた席に案内された。ヘンリー王子がジュビリー終了を前にしてアメリカに帰国したのは、この扱いに激怒したからだと言われている。
不仲なのか、良好なのか、2人の本当の関係について、ある情報筋が明かしている。
王室関係の情報筋が米ピープル誌に語ったところによると、ヘンリー王子とエリザベス女王は定期的にビデオ電話で連絡をとり、近況報告をしているのだという。
この情報筋は、「女王について一つ言えることは、祖母として対応していくだけでなく、それが大きな組織にどのような影響を与えるのかにまで思いをはせているということだ」と語ると、「かわいいヘンリー王子がお願いすれば、エリザベス女王はなんだって『イエス』って言うだろうね」と、いまも良好な関係であることを強調した。