7月1日から全国ロードショーとなる、伝説の歌手エルヴィス・プレスリーの伝記映画『エルヴィス』。6月28日、東京都内にて『エルヴィス』のジャパンプレミアが開催され、主演のオースティン・バトラーと監督のバズ・ラーマンが登場し、日本のファンと交流した。
若くして謎の死を遂げたスーパースター、エルヴィス・プレスリー。ほぼ全編に渡り吹き替えなしでエルヴィスになりきって、歌唱とダンスを行うという難役・エルヴィスに大抜擢されたのは、オースティン・バトラー。バズ・ラーマン監督に「エルヴィスそのもの」と言わしめる、圧倒的な歌唱力、そしてなにげない動作までもまるでエルヴィスのようなパフォーマンスを披露している。
エルヴィスの才能をいち早く見つけ、生涯にわたりエルヴィスのマネージャーを務めた悪名高いトム・パーカー役を、二度のアカデミー賞に輝いた俳優トム・ハンクスが演じている。数々の逆境を打ち破り世界を変えていくエルヴィスの生き様を、多くの伝説的なライブとともに描く『エルヴィス』。圧倒的なライブパフォーマンスで熱狂を体感する、本年度最注目のミュージック・エンタテイメント映画がいよいよ7月1日に公開となる。
公開を目前に、主演のオースティン・バトラーと監督のバズ・ラーマンが、プロモーションのため来日を果たした。
オープニングでは、女優の玉城ティナと、エルヴィスの神曲「監獄ロック」に乗せたダンスを SNSで発表し話題となり、世界でも注目されている4人組ダンスヴォーカルパフォーマンスユニット 新しい学校のリーダーズが登場。エルヴィスへのリスペクトを込めたダンスを披露し、オースティン・バトラーと、バズ・ラーマン監督を出迎えた。
今回、待望の初来日を果たしたオースティン・バトラー。世界各地でのプロモーションの最終地として日本に来た感想について聞かれると「今夜ここに来てくれた皆さんありがとうございます。日本に初めて来ることができて、温かい歓迎をしていただきありがとうございます。日本に来るのはエルヴィスの夢でもありました。彼は叶えることはできませんでしたが、僕が日本にきて、彼の物語を伝え、皆さんとわかち合うことができてそれはすごいことだと思います。そして今夜カラオケに行くのも楽しみです(笑)!」とうれしそうに語った。
さらに、今回スペシャルゲストとして登場した玉城ティナからも2人に質問。パフォーマンスシーンのこだわりについて聞くと監督は「オースティンは週7日24時間働き続けました。じつはパフォーマンスシーンはカット割をしないで撮影したのです。30年同じスタッフと仕事をしているのですが、彼らも仕事を忘れて『ボス、僕は『マトリックス』も『スター・ウォーズ』もやったけどこんな体験は初めてだよ』と言ったほどです。だから僕は演出していないんですよ(笑)」と、オースティンのパフォーマンスを絶賛した。
また今回、玉城ティナの衣装がバズ・ラーマンの監督作『華麗なるギャツビー』にピッタリであったことから「『華麗なるギャツビー』の次回作があったらキャスティングします!」とコメントした。
また、エルヴィスの魅力について聞かれるとオースティンは「僕はエルヴィスの人間性に惹かれます。エルヴィスは貧しい家庭に生まれ、双子だったけど兄弟を失い、生涯心に穴があったんです。母も彼が若い頃に亡くなり、それが彼に影響を及ぼしました。僕にとっては、彼の魂を見つけることが大事だったんです。今回エルヴィスについて多くを学び、何が彼をかりたてていたのか。また、彼はユーモアのセンスもすばらしいのです。スピリチュアルな部分もあって、知れば知るほど彼のことが大好きになっていきました。それもあってステージの彼のパフォーマンスはいきいきしてすばらしくて、思慮深く、愛にあふれていて、観客と繋がっていのだと思います」と、エルヴィスの深い魅力を明かした。
2022 年、音楽映画の大本命である『エルヴィス』は7月1日(金)に全国ロードショー。
【動画】1分でわかる伝説の裏側!映画『エルヴィス』特別動画(エルヴィスの7つの真実) 2022年7月1日(金)公開
公開情報
『エルヴィス』
7月1日(金)ROADSHOW
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