人気歌手のマドンナ(63)が、アメリカで人工中絶禁止の判決が下されたことを受け、「深い絶望」に陥っていると明かした。
先日、アメリカ連邦最高裁判所が、ロー対ウェイド判決(中絶が認められる女性の権利)をくつがす判断を下した。その後、『ワイルド・スピード』シリーズの故ポール・ウォーカーの娘、メドウ・ウォーカーが2020年に中絶をしたことを明かし声を上げ、歌手のオリヴィア・ロドリゴがコンサートのステージ上で怒りをあらわにするなどしている。
そんな中、マドンナは先週末にインスタグラムを更新。「この決定は、私とこの国の他のすべての女性を深い絶望に陥れました。今、最高裁判所は、女性の権利はもはや憲法上の権利ではないと判断しました。実際、私たちは銃より少ない権利しか持っていません。私は娘たちのことが心配です」とコメントした。さらに「私はアメリカのすべての女性を思うと怖いです。ただただ怖いのです。神様は、私たちがその重みに耐えられるほど強いと知っていたから、今、私たちの肩にこれをのせたのでしょう。戦うだけの強さ!克服する強さがある。だから、私たちは乗り越えなければならないのです。中絶の権利を守るための連邦法を作る方法を見つけましょう!女性たち、戦う準備はできていますか?」と続けている。
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今回の最高裁の判決に、行動を起こしたセレブはたくさんいる。前述したメドウ・ウォーカー、オリヴィア・ロドリゴの他にもドラマ「フルハウス」や続編の「フラーハウス」などへの出演で知られる女優のジョディ・スウィーティン(40)が、中絶禁止法に対する抗議デモに参加し、その途中で警察にコンクリートにたたきつけられるという事件も起きた。
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