ジョディ・スウィーテンが、騒動の真相を明かしている。
ドラマ「フルハウス」のステファニー・タナー役で知られる女優のジョディ・スウィーティン。彼女は先日、アメリカ最高裁が下した人工妊娠中絶を禁止する判決に反対するデモに参加。その中で混乱に乗じて警察官から押し倒される場面があり、ニュースになった。
‘Full House’ star Jodie Sweetin was thrown to the ground by an LAPD officer at a Pro-Choice protest. pic.twitter.com/9cfe2f7Cmw
— Pop Crave (@PopCrave) June 27, 2022
そしてこのたび、E!Newsの「Daily Pop」に出演したジョディは、当時の状況について詳しく説明した。
ジョディは、今回自分の身に起こったできごとにより、抗議デモの本当の意味がかすんでしまうようなことにはなってほしくないと強調。「その場にステファニー・タナーがいて、みんなビックリしたでしょうね。そんな彼女にあんなことが起こったものだから、より現実味をおびてきたんじゃないかしら」と切り出すと、「でも、何かに反対したり、抗議したりするために、有名人だからって必要とされるのはイヤなのよ」と続けた。
そして「私が注目されるようなことにはしたくないの」と語ったジョディは、「女性の権利と、警察の暴力行為に焦点が当たるべきなのよ。こうやってニュースになったことで、もし心を乱された人がいるなら教えてあげたい。私は街頭でのデモ活動にこれまでにもたくさん時間をついやしてきた。その中で、あのような警察の暴力行為って、とても些細なことなのよ」と訴えている。
ジョディはさらに当時の状況について、ほかのデモ参加者とともにロサンゼルスの道路わきを歩いていたところ、とつぜん警官に「バッグをひったくられ、体を放り投げられた」と明かしている。
「その場はなんとかしたわ。デモを続けないための言い訳にはしたくないもの」と語ったジョディは、「それからも4、5時間は行進を続けて、ダウンタウンまで行ったのよ」と付け加えている。